読書嫌いでも大丈夫、読書感想文にオススメの本4選!

読書を楽しそうに読んでいるたくさんの児童

学生の時に、必ず宿題として課されるのは読書感想文。

普段から、読書に慣れ親しんでいる人は関係ないですが、読書をしない人には悩ましい問題ですよね。

そこで、私が独断と偏見で読書が苦手な人向けに本を選んでみました。

本のページ数は薄くて、文章も読みやすく、内容的にも面白い。

そんな本を4冊、ご紹介していきます。

この記事は「普段読書をしない人が、読書感想文向けの本を探している人」向けの記事になってます。

どの本も内容は複雑な物語ではないので、読書感想文は書きやすいと思います。

目次

読書感想文にオススメの4冊

今回は、読書が苦手な人にもオススメできる本を4冊ご紹介します。

最初は、3冊の予定でしたが、この記事を書いてる途中に1冊思い出したので急遽4冊にしました。

どの本も面白いし、読者を好きになるキッカケになってくれると思いますよ。

コンビニ人間 村田 沙耶香 (著)

・文庫本は、200ページもなく薄い。

・第155回芥川賞受賞作品で、話題性もバッチリ。

・読書感想文として選ぶ人も多いので被りやすい。

読書感想文にどれがオススメ?

と言われると、まずこの作品を挙げる人は多いと思います。

読書感想文の定番と言える作品ですね。

作品自体は、芥川賞受賞作品なのでかなり話題になりました。

あらすじは、

36歳未婚で、彼氏もいないコンビニのバイト一筋女性が主人公です。

その、コンビニ仕事に特化した古倉恵子の行き方を描いている作品となってます。

薄いのと内容の面白さで、数時間で読めるかと思います。

しかし、薄い本の割には【内容は濃い】のです。

読み終わった後「こんなに薄い本だっけ?」と思うような読み応えある濃い作品です。

インパクトに残るシーンも多く、尖った作品なので読書感想文で書く内容に困ることはないでしょう。

唯一の欠点が、読書感想文の定番とも言える作品なので、この作品を選ぶ人も多いです。

なので、他の同級生はもちろん、先生達も読んでいる可能性は高いです。

もし先生が読んでいたら、知っている作品ということで、感想分の内容は細かく見られるかもしれません。

しかし、本の暑さが薄いからではなく、内容的に面白いのでオススメの一冊です。

また、新品ももちろんですが、ブックオフなどの中古本屋にも、だいたい置いてあり安価で手に入りやすいのは大きな利点です。

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ガリレオ探偵 東野 圭吾 (著)

・ドラマ化されたので知名度は抜群。

・300ページほどで、一般的な文庫本の厚さ。

・5つの短編なので読みやすい。

ドラマ化されたのでご存知の方も多いでしょう。

小説はシリーズ化されて【現在は10作品】出版されています。

今回、紹介している本の中で一番分厚いですが、推理ものが好きだったら一番オススメしたい作品ですね。

あらすじは、

難事件にぶつかった刑事が、物理学科助教授の湯川学に助けを求め、一緒に事件解決に動きます。

5つの短編小説集で、とにかく読みやすいのが特徴。

どの短編もとにかく、内容が面白い。

テンポが良い文章で、わかりやすくて、読むのが楽しくなってくる小説です。

それに、登場人物も少なく、一回読むだけで普通に頭に入ってきます。

結構、大きなアドバンテージです。

ミステリー小説の一番の問題は「登場人物を覚えるのが大変」というのがないのです。

ちなみに「実に面白い」というセリフはこの作品では出てきません。

そのセリフは、シリーズ二作目の『予知夢』で出てきます。

後、ドラマは柴咲コウさんが出てましたが、その役は小説だと男性です。

なので、ドラマの内容をそのまま書くと読んでないのがバレますよ。

全てを読んでほしいですが、時間がない場合は、短編を5つ全部読む必要はなく、気に入った話の内容だけを読んで感想文を書けば良いのです。

なので、端折って読めるので読書感想文向けかと思います。

しかし、300ページは文庫本的には厚くないですし、5つとも話は面白いです。

是非、全部読んで欲しいですね。

ぶっちゃけ、読書感想文抜きにしても、オススメしたい一冊です。

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運転者 喜多川 泰 (著)

・人生の役に立つ名言が書かれている。

・Kindleアンリミテッドなら無料で読める。

・今後の人生において、読んでおいて損はない一冊

これも大変素晴らしい本です。

「人生の序盤に出会えたかった本」と、言えます。

読書感想文うんぬん抜きにして、読んで欲しい本です。

あらすじは、

保険会社に、中途採用で入社した中年男性。

顧客から大量の契約を解約されて、金銭的にも精神的にも人生のどんぞこを味わいます。

そこで、ふと目の前に後部座席のドアが開いたタクシーが・・・

そのタクシーは「運」を「転」ずる者で、乗車したことにより運転者から様々な言葉と人生の転機のチャンスを与えられます。

最近、本屋で単行本で積み上げられたのを見ましたが、作品自体は2019年に発売されています。

単行本ですが、かなり薄いので分厚さに「うっ!」となることはないはずでしょう。

kindle unlimitedに加入されているなら無料で読めます。

自己啓発系の小説なので、人生においてもとてもよい影響を得られるかと思います。

どちらかと言えば、仕事がうまくいかない社会人向けですが、学生のうちから絶対に読んでおいた方が良い本です。

少なくてとも、私は学生のうちに出会いたかった一冊です。

心に染みる言葉がたくさん出てくるし、人生において壁にぶつかったときの対処が自然とできるようになるでしょう。

これも、読書感想文抜きにしてより良い人生を生きたいという人に、オススメしたい一冊です。

KAGEROU 水嶋ヒロ(著)

・本も薄いし、文字も大きく行間も広いので読みやすい。

・中古で1円から入手できるが、置いてあるお店を探す必要はがある。

・最初の方だけは、ポエム的な表現が多い。

この作品は、著者で話題になりましたよね。

普段、読書をしない方でもご存知の方も多いかと。

そうです、以前は俳優として活躍していた水嶋ヒロさんです。

今は、実業家として実績をあげられているそうですが。

この作品は、ポプラ大賞を獲ったのですが、一部では「出来レースだ」と言われています。

しかし、作品としては私は好きです。

確かに、文章力はまだまだ未完成なところがあります。

しかし、逆に難しくないともいえるので読書初心者には読みやすいのです。

最初の方だけ、無理矢理なポエム感がやたら多いのは気になりましたが。

この作品は、本自体のページ数も少なくて行間も広くて厚さは薄い。

おそらく、今回紹介している本の中で一番とっつきやすいかも。

ぱっと見、行間が広いので、活字に苦手な方には読みやすいはずです。

あらすじは、

仕事もうまくいかず、人生をどん底に立たされた主人公。

自殺を覚悟し、ビルから飛び降りようとします。

しかし、寸前のところで、二人の男に止められます。

その二人は、ビジネスとして飛び降り自殺で健康な内臓をダメにするなら売って欲しい。

疑問を抱きながらも、主人公は両親の口座に振り込むことを条件に承諾します。

そして、臓器を摘出するために手術をする施設でひとりの女の子と出会い・・・

感動する話なのです。

文章的に未完成な表現もあるのですが、逆にわかりやすくテンポよく進むので読みやすいです。

先にも言いましたが、活字が少ないので読書が苦手な方にはピッタリかと。

しかし内容は、かなり面白くて楽しめました。

問題は、入手がちょっと大変な点。

中古で驚くほど安く買えるので、新品で1,000円以上出すのをためらってしまいます。

しかし、新品で置いてある書店も少ないだろうし、最寄りの中古本屋で探すのも大変かも。

私は通販で購入しましたが、中古本自体の価格より、送料の方が高かったです。

それでも、新書で買うよりは遙かに安かったです。

内容的には「中古本+送料」の価格以上は楽しめました。

今から通販で頼むと、夏休み終わってしまうかもしれません。

しかし、入手が出来れば、かなりオススメしたい作品です。

まとめ

4冊とも、有名な本でもあり、内容的には満足度が高く、読書を始めるキッカケになってくれる作品だと思います。

普段から、活字に触れておく機会があると、色んな場面で有利に働くのは言うまでもないですね。

結論から言って、

読書は人生を豊かにします。

自己啓発でも小説でも、とにかく少しでも本を読む習慣をつけるましょう!

私は、小学生の時には読書はしてました。

同じ本をなんども再読ばかりしていましたが。

しかし、中学生の時に同級生から「本読んでいるのダッセー」と何度も馬鹿にされ、その挑発が気になって、本を読まなくなりました。

そして、本を読まない習慣になってしまい、雑誌くらいしか見なくなりました。

馬鹿ですよね…本を読まないお前がダッセーって今なら思います。

そして、社会人になっても読書をせず、読んでも1年に1冊程度でした。

しかし、40歳過ぎてから、読書するようになり少しずつですが人生が豊かになってきました。

少しずつですが、読書するようになると…

どちらかといえば、金銭的なことよりも精神的なことの方が豊かになってきました。

今の学生さんは、タダや安く学べるものがあって羨ましいです。

私の学生時代に、kindle unlimitedが当時あれば、と思います。

批判されがちなサブスクですが、学生向けのサービスとしては良いですよね。

最後に一言!

読書感想文を書くために、嫌々読書をするのではなく、こういう機会を読書をするキッカケにして下さい!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

読書を楽しそうに読んでいるたくさんの児童

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この記事を書いた人

団塊ジュニア生まれのmaruです。

「人生は一生勉強だ」という言葉は、大好きで尊敬していた祖父の口癖でした。

このブログは、雑談・役立つ豆知識など皆様が楽しめるような色々なことを発信していく予定です。

現在は、特にジャンルを選定してないので気軽に見てって頂ければと思いますので宜しくお願いします。

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